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メイクアップの老舗、資生堂 がん患者の外見ケアに積極的

がん治療の副作用による、肌のくすみ、眉・まつ毛の脱毛など、変化した外見をケアする取り組みが広がっています。英語では外見ケアを「アピアランスケア」と称します。2018年2月8日付朝日新聞・朝刊では、資生堂が2006年に東京・銀座で開設した、外見の変化に悩むがん患者にメイクアップのやり方を教える「ライフクオリティービューティーセンター」を紹介しています。

このセンターでは、専門の知識・技術をもった「メーキャップケアリスト」に、眉の描き方やくすみ・くまの補整方法を教えてもらえます。完全予約・個室制になっていて、まわりの目を気にせずケアを受けられよう配慮も十分。

朝日新聞には、国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターの野澤桂子センター長の言葉も掲載されています。外見ケアの真の役割について、「単に外見をケアすることが正解ではない。外見ケアのその先にある、患者さんの『社会とのつながり』を保つことを意識したケアが重要」とのこと。(朝日新聞より抜粋)

外見ケアは、気持ちを明るくさせるだけでなく、社会復帰に向けた自信回復のための大切なサポートになっています。予約方法などをHPでチェックして、外見ケアが必要な人はどんどん利用してほしいです。

ライフクオリティービューティーセンター

 

 

 

 

 

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