ピックアップ

必要なとき頼れる相手がいる安心。女性患者同士がSNSでつながるオンライン患者会「Peer Ring」

身近な人に闘病の悩みを打ち明けたものの、相手が悪気なく発した言葉に傷付いたり、患者会に参加して同じ境遇の人と話したいけど踏み出せなかったり。同様の経験が私にはあります。

先日病院で「Peer Ring」のチラシを見付けました。「Peer Ring」は、乳がん・子宮がん・卵巣がんの女性サバイバー同士がSNSでつながり、自由に質問や相談ができるオンライン患者会です。無料の会員登録を行うと、会員同士で情報交換ができる「Q&A」、治療記録を綴れる「ダイアリー機能」、キーワード検索ができる「ハッシュタグ機能」が使えます。

病気を独りで乗り越えるのは難しいものです。泣き笑いを共有できる相手の存在は、治療を進めるうえで大きな支えになります。相談相手が同様の経験をしていれば共感や適切なアドバイスを得やすいはず。そして新しい価値観や有益な情報を得ることは、視野を広げ、心を開く手助けになります。

人見知りの人、外出が億劫の人もSNSでつながる患者会なら参加しやすいのでは。患者会の形態も多様化し、今の自分に合うものを「選べる」ということは嬉しいですね。独りで悩まず頼ること、つながること、おすすめします。

Peer Ring

 

TOPICS 一覧へ