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横浜市、医療用ウィッグ購入費を補助
抗がん剤の代表的な副作用の一つが脱毛。その際に必要な医療用ウィッグは、原則として医療費控除、健康保険の対象外です。横浜市では、がん患者の社会参加を応援しようと、2016年度に医療用ウィッグ購入費の助成制度がスタートしました。
申請できるのは、購入日から1年以内に申請したウィッグの購入費に限り、助成金額は1万円。申請書の提出が必要で、申請回数は対象者一人につき一回と決まっています。
この助成制度の先陣を切ったのは山形県。2014年より県内全域を対象にスタートし、その後各自治体に広がっています。神奈川県では横浜市のほかに大和市で、東京都は現在、港区で実施。助成金額は自治体によって1~3万円と異なります。
「知らなかった」と言う人が多い助成制度。治療中の費用負担を少しでも軽減するために、お住まいの自治体の助成制度をチェックしてみてください。