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孤立しやすいコロナ禍で利用したい、がん専門の電話相談「Serendipity」
がんになると心身の状態をはじめ、仕事、育児、家事など、患者さんはさまざまな不安を抱えることになります。そんなとき欲しいのは同情や動揺ではなく、こちらの話を真摯に聞いて客観的なアドバイスをくれる相手です。しかし「気兼ねなくがんの話ができる相手」を聞かれて咄嗟に思い浮かぶでしょうか。しかも外部との接触が制限されるコロナ禍においては、患者会が中止になり、がん相談支援センターは電話がつながりにくいなど、頼みの綱に辿り着くのが簡単ではありません。
そんなときは、がん専門の電話相談「Serendipity」を利用してみるのも一案です。このサービスの特徴は、臨床心理士、医師、看護師、ソーシャルワーカーなどがんに詳しい専門家がカウンセリングを担当し、24時間・360日相談に応じている点です。会員登録後、話を聞いて欲しいカウンセラーを指名し、自分の名前は出さず匿名で相談できるのでプライバシーを知られたくない方も安心です。料金は、1相談・4,980円(40分)。有料サービスは、専門性の高さと相談への責任が担保されるのがメリットです。
孤立しがちなコロナ禍では特に、一人でがんの不安を抱え込まないようにSOSを発信できる先を持っておくことをおすすめします。
■がん専門の電話相談「Serendipity」